2017年2月16日木曜日

リール・カスタム


僕は釣りを始めて、魚(イカ)を掛けるようになってくると、釣り道具に対して愛着が湧いてきました。
次から次にロッド&リールを買い換えていくというよりは、
今使っている釣具をもっと幅広い釣りに使いたい(=替えスプールを用意して太さの違うPEラインを巻く)
リーリングの感度を上げたい(ハンドル・ハンドルノブを替える)
PEラインを4本組みから8本に巻替えるetc.....様々なカスタムがあります。

ロッドのカスタムは、あまり実用的ではないと思うので、リールのカスタムについて書いていきたいとおもいます。
また、上記のリールのカスタムの中でも実感して「カスタム」を感じることが出来る「ハンドルノブ」について僕のエギングリールを書かせて頂きます。






















この状態は、ついこないだまでの 15ルビアス2508PE-DH です。





ハンドルノブは、「ザイオンノブ」です。
1つあたり 4g くらいでした。
特徴としては、ダイワお得意のカーボンを練り込んだ硬質な樹脂・ザイオンで、ハンドルノブを作ったノブになります。
とても硬く&軽く出来ており、硬さ=感度に直結しているので、感度という面ではザイオンは貢献しているとおもいます。
また、特記すべきは、ノブの肉抜き加工されている部分が、ハンドルのシャフト部分(本体)を指で触れてしまうところだとおもいます。
ダイワリールの 感度&軽さの頂点・イグジストに純正で採用されているノブですから、ダイワの本気が詰まった「ザイオンノブ」です。







ただ、僕にとって1つだけ欠点がありました。
それは、ハンドルノブのネジを締めるところがオープンなとこです。
このネジのすぐ先に、ベアリングがあります。(ベアリングを入れるのもカスタムした結果なので、カラー・プラスチックな部品なら問題ないのかもしれません)
ベアリングは、 「DDL-740ZZ」です。
ダブルハンドルでは、4つ入ります。
また、ヘッジホッグやメーカーオプション的なベアリングもありますが、
「モノタロウ」という通販サイトで型番を入力して「ミネベア」というメーカーのを取り寄せる形がオススメです。
ベアリングの組込み精度は、ランクで分けられております。
ミネベアよりランクの高いベアリングは、手術の時に使う器具などに使われるレベルみたいです。
よって、釣具には十分すぎる精度のあるミネベアのベアリングを何個も持っていて、ゴリ&シャリ感が出てきた時に替えるのがコスパがいいです。

このネジのオープンなとこから、シャワーなどを当てた時に水が入ってしまい、オイルが乳化して油膜が切れ、ベアリングがゴリゴリなりました。
頻繁に 分解&洗浄&オイル注し をする方は問題ないとおもいます。
僕は、元々「エギングウッドノブ」というダイワのカスタムノブを愛用していました。(今は14モアザン3012h に付けています)









ただ、ダブルハンドルでは1つ15g前後のノブはデカくて重かった為、ザイオンノブにしていました。
いつものように、ハンドルノブ周りを 分解&洗浄しながら ふと、「ウッドノブ」とググっていた時にドンピシャなノブを見つけてしまいました。





エギングウッドノブ です。
これは、初代エメラルダスの純正ハンドルノブとして採用されていたウッドノブです。
素材は、「樫の木」で出来ていて、硬さ&強度は抜群です。
また、ネジの所にカバーが付けられる(付いている)ので、ベアリングに水がかかるのを極力避けられます。
もうひとつ、嬉しいことがあります。
それは、「安い」ということです。
メチャクチャ安いです。
メーカー純正&昔のリールということも手伝ってか、ノブ1つ 1,000円 です。
ノブのキャップが1つ 500円ですので、1セット 1,500円+税 です。

ザイオンノブが、2,700円くらい
エギングウッドノブが、3,500円くらい
しますので、とても安いです。

また、重さも純正ノブとあまり変わらないので、せっかく軽く作られている15ルビアスのメリットを潰すことなく、カスタム出来ます。







(イメージ画像はありませんが、注文は出来ます。)
ウッドノブ2個セットです↓↓↓





ハンドルキャップです。
僕は、「ハンドルノブ2個セット」にキャップが付いてると思っていましたが、ノブは、ノブのみです。
ノブの数だけ「キャップ」がいります。ちなみに、このハンドルキャップは1つの値段です。







組込みの際に、ぜひトライして頂きたいのが、ワッシャーでの
「ハンドルノブの隙間の追込み」
です。ノブがカタカタすると、リーリングの際にギクシャクします。
感度などを求めてノブを替え、ベアリングを組み込んでスムーズな巻きを実現しても、ここの追込みがしっかり出来ていないと、カスタム半減です。
調整用のワッシャーは色々あるとは思いますが、僕が辿り着いたワッシャーは ミニ四駆用の「調節シム」でした。
(ナチュラム・リンクがありませんでした。Amazonなどで検索してください)



これは、3サイズ x 10枚 ずつ入っている為、買い足したりすることは、まずないです。
個々のリールによって入れるシムの厚さは異なるとおもいますが、僕のノブは
「0,3mm x 2枚」
でした。0,6mm で全くのガタがなくなり&回転運動にも影響を与えないベストな厚さでした。
ベアリングの表と裏も微妙に厚みが違うので、追い込む際はそこも勘定に入れて調整してみてください。







自己満足な愛用のリールで釣る楽しみは、
シャクってよし!
眺めてよし!
釣れたら尚よし!
な、特別なリールとなっていくとおもいます。
ぜひ、あなた専用の特別なリールを育ててみてください!







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2017年2月5日日曜日

エギング・PEライン

今のエギングスタイルは、PEラインなしでは成り立ちません。
エギをシャクって、止めて、アタリを掛ける。
このシャクる時のラインの伸びないダイレクト感。
些細な違和感や潮の流れを感じて掛けていく強度。
強度から生まれる感度。
これらのラインの特徴は、昨今のエギングに必要不可欠です。
ここではエギングのPEラインについて、僕が知っていることを書かせて頂きます。

まず、ラインの太さです。
僕が最初にエギングをしていたラインは、ラパラのエギング用 PE1号でした。
これは、僕のブログのタイトルにもあるように、とにかく根掛かりがイヤだったから、です。
太いPEラインだったら、根掛かりしても、エギのカンナを曲げてでも帰ってくると思ったからでした。
結果、エギの回収率は高くて、根掛かりの回収率は上がりました。しかし、それと引き換えに飛距離が出ていないと感じていました。

ライントラブルでラインを巻き替えるタイミングで、DUEL x4 PE0,8号に落としてみました。
結果、根掛かり回収率は変わらずに、飛距離が伸び、操作性(糸さばき)がやり易くなったのを感じました。
しかし、僕が使っていた期間は1ヶ月弱だったと思います。それは、ライントラブルでなくなっちゃったからです。
エギングは、糸ふけを上手い具合に利用してシャクる釣りでもあります。
そのシャクる過程では、糸ヨレ・ふわっとスプールに巻いてしまったりetc.....、釣りの中でもライントラブルが起こり易い釣りになります。
当時の僕には、DUEL x4ラインは使いこなせませんでした。
その後、1号から0,8号に落として変化を感じていた僕は、更に0,6号に落としました。
それまで使っていたPEラインは、2,000円前後のラインでした。
でも、「安いから」という理由でライントラブルになって、ラインを巻き替える。
これは、コスパが悪いって思いました。
結果、エギングをされている方々の評価も高い、ヤマラッピさんプロデュースのPEラインに辿り着きました。

<サンライン PEエギ ULT・180m>
PE0,6号は、初級&中級者の方にとってのスタンダードなラインの太さになります。
これより細いと、根掛かり回収率が落ちると思いますし、太いとエギングにおける飛距離が落ちます。また、太くなるとPEライン自体の浮力が高くなり、風に吹かれた時などに着底しずらくなったりもします。
エギング専用なら、PE0,6号・0,5号がオススメです。
また、PE0,8号は、使い心地が少し落ちますが、安心感が上がります。また、マゴチなどをM以上の硬めのエギングロッドで狙うならこのサイズをオススメします。










<サンライン PEエギ ULT・240m>
僕がいま、使っているラインです。
15ルビアス2508PE サイズに、PE0,6号 240mが下巻きなしでキレイに巻けます。オススメです!






僕は、1年間このラインで、1度もライントラブルはありませでした。
半年で、ラインの上下を巻き替えて使います。
これにより、2回 新品でラインが使えます。
例えば、180mのラインで、半年の間に20mラインを切ったとして、残り160m
そこから上下を巻き替えて使っても、80m以上ラインを出して、入れ替え前の少しだけ劣化したラインです。
よって、
「ラインは180m以上」
になります。これは、ヤマラッピさんも巻き替えを想定しての長さとのことです。
このラインでは、PE0,6号でも根掛かり回収率は0,8号、1号と変わらず回収出来ました。
(個人的には、ここより細くしていくと、回収率が下がるような気がします。)


また、「サンライン PEエギ ULT」ラインの後継ラインも発売されています。
<ソルティメイト PE EGI ULT HS4 180m>







次にショックリーダーです。
PEラインは、引っ張り強度に強い代わりに、とにかく擦れ強度が弱いラインです。
(僕が時々やってしまうのが、軽くシャクっただけなのにラインが切れていることがあります。これは、水面に浮いていた軽石やゴミで擦れて切れたパターンです。それくらい「擦れ」に弱いです。)


僕は保険という意味でも、「リーダー3号」を使ってます。

<デュエル HARDCORE POWERLEADER・50m>








一般的なPEラインとショックリーダーの組み合わせとして、
「PE0,6号 x ショックリーダー2号」
がよく使われているみたいです。僕は、根掛かり回収率を上げたい&少しくらいリーダーが痛んでも切れないように、太くしています。
操作感にはあまり違いはないと思われるので、お好みでいいと思います。

<デュエル HARDCORE POWERLEADER・30m>
→エギング用のため、30mになっています。





このリーダーは、フロロナイロン というのを採用されており、PEラインとの結束でノットを組む時に、食い込む感じが好きです。


他にも、いいラインはたくさんあると思います。
また、4本ヨリ・8本ヨリなどがありますが、使用感&コスパを求めて辿り着いたラインが、この「サンライン PEエギ ULT」でした。
このラインは、後継としてソルティメイト PE EGI ULT HS4 」が発売されています。
よって、PEエギULTが売り切ってなくなる可能性があります。
その際は、「ソルティメイト PE EGI ULT HS4」シリーズをどうぞ!








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