2017年1月31日火曜日

エギングリール(ダイワ)

ロッド選びに続いて、リール選びについて僕の知っていること・感じていること・思っていることを書かせていただきます。
まず、リール選びをするにあたって
「ダイワ」 or 「シマノ」
に分かれます。ロッドに関しては、各メーカーの特徴&バリエーション豊かに出揃っているのですが、リールに関しては、ほぼ2社に限られます。
そして、僕は「ダイワ」に偏っているので、ここでは シマノ について書くことは出来ません。そんな「ダイワ寄り」な僕が各社の特徴をザックリ紹介させて頂くと、

<ダイワ>
マグシールド(磁力を帯びたオイルが磁石に挟まれて各部の隙間を干渉することなくシールドする機構)搭載により、非搭載機種と比較して内部や各主要部品(ベアリングなど)に海水が入りにくい。(=水洗いが安心して出来、潮ガミが減る。→初期性能の長持ち)
巻き始め(初動)が軽い
・(個人的に)デザインが素敵!これは、マグシールドによりローター(スプールの周りをグルグル回るところ)の役割の1つだった海水のシャットアウトをマグシールドが担うことにより、エアローターなる、軽さ&デザインを両立させたローターが採用されています。これにより、巻き始めが軽くなっています。
・エギングに関しては、シマノよりダイワの方が力を入れており(ダイワ・エメラルダス)、同じメーカーで揃えていくにあたってバリエーションが豊富


<シマノ>
・防水機構として、「コアプロテクト」という機構が採用されています。(防水機構に関しては、ダイワのマグシールドが先)このコアプロテクトは、メインシャフト周辺を撥水加工してプロテクトする機構
・ローターの役割が、海水の侵入を防ぐ(軽減する)役割をしっかり担っているので、エアローターに比べ巻き始めが重い
・ダイワのリールに比べて、巻き心地は滑らか(シルキーな巻き心地と言われています)
・メーカー取り寄せ部品が、ダイワより細かく取り寄せ出来る


です。僕は、最初に買ったリールはダイワのクレスト2500 というリールでした。
最初は、釣りが趣味になるか分からない状態で1万・2万円のリールはなかなか買えないと思います。そういう意味でも、ビビりながらも当時の僕にはそこそこ高い、5,000円くらいするPEライン付きのリールを買いました。
結果、エギングは最初の釣りで根掛かりしまくって、エギがなくなってからの、ジグヘッド&ワームという組み合わせで2回目の釣り。
オモシロイほど釣れに釣れて(カサゴ・カマス・アジetc...)、これは釣りというより漁だなって体験をしました。(後に、これがビギナーズラックだと知り、6ヶ月間 何も釣れない日々が続きます)

この頃、付属のPEラインからラパラのPEラインに巻き替えるタイミングで「11カルディア2506h」という機種に買い換えました。
当時、16,000円前後したリールで、道具を大切に扱う=メンテナンスをするということを覚えた時期でもありました。
この頃、「マグシールド搭載機」としては1番安いモデルでした。

これで、マゴチやヒラメ、サゴシやアジなどを釣り求めて、毎週末色々な海に出かけました。
その後、ヒラメ用に「11カルディア3000」を買って、後に「14モアザン3012h」になり、
青物を釣るんだってことになり、「12キャタリナ4000」を導入して、カンパチはこれでは心もとない、ってことで「12キャタリナ5000」を導入。
そんなこんなして2年ほど経った頃に、本格的にエギングをしようと思って買ったのが、今使っている「15ルビアス2508PE-DH」です。
話を戻します。
エギングのリールで必要とされる機能として、

「リールの軽さ」
「初動の軽さ」
「ボディの強度」

があると思います。よく、エギングにボディ強度は必要ないという記事を目にしますが、ボディは歪みます。それは、ドラグを緩めて(鳴らして)シャクリの負荷を逃しているとしても、シャクリ続けることにより、ボディに負荷がかかって歪みます。僕の 11カルディア2506h & 3000 もハンドルを回すと新品時のあの滑らかさはないです。これは、ギアに問題があるとかではなく、ボディの歪みから来ている感じがします。
ダイワのZAIONボディ(強度のあるカーボン素材のプラスチック)は、毎週末に釣りをする方で2年はもたないと思います。これは、やはり強度は金属に及ばない ということだと思います。しかし、ZAIONボディは「軽い」です。
金属ボディは、強度はあるが「重い」です。

これを踏まえて、僕が使っている15ルビアスを振り返ると、ボディは「ZAIONボディ」です。しかし、使い始めて1年ちょっとになりますが、まだ歪みや不具合は一切出ていません。11カルディアとは同じ ZAIONボディ でもより強度があるように思います。
これは、15ルビアスのエンジンプレートにあるみたいです(あっちこっちググって僕自身、なるほどって思った答えでした)。
ダイワのリールは、

・軽さ・巻き心地の頂点「イグジスト」
・ギア&ボディ共に丈夫な「セルテート」
・イグジストベースのお買い得な「ルビアス」
・ダイワリールの中堅を担う「カルディア」

と、それ以下のお買い得なリールになります。
エメラルダスシリーズのリールも、鯛ラバ専用機の紅牙シリーズも、ベースとなる機種が上記4つの派生になります。
ギアの素材の違いとして、丈夫(硬い)ギア順に、

超々ジュラルミン」採用のセルテート
超ジュラルミン」採用のイグジスト&ルビアス
亜鉛ギア」採用のカルディア

と分けられます。正直、亜鉛ギアと超ジュラルミンギアは別物です。
亜鉛ギアは、強度に不安があります。
それでも、エギング専用機ならばまだ「あり」だと思います。
超々ジュラルミンは、エギングには硬過ぎます。硬いとギア馴染みがするまで、擦れるような音(感覚)があります。でも、愛着が湧く頃にはシルキーな巻き心地になっていると思われます。
エギングには十分過ぎる強度を持つ、超ジュラルミン製のギアを持ち、ZAIONボディ採用で軽さを持ち合わせながら、剛性の高いエンジンプレートで1番負荷のかかるハンドル周りを補強している、
「イグジスト」
「ルビアス」
が、エギングに向いていると思います。
その中で、「イグジスト」は、軽さと感度の極み、言わばダイワリールのゴールにあたるリールです。お値段も頂点に値する価格になっています。
よって、理想としては、
「15ルビアス」
もしくは、最強のリールの組み合わせとして、
「セルテート」+エアスプール
だと思います。
このセルテート&エアスプールは、
「強度のあるセルテート」に「軽さ際立つエアスプール」で、強度を優先して作られた重量のあるセルテートのアルミスプールを交換することで、無敵の組み合わせになると思います。

僕は、15ルビアス2508PE-DH に採用されているエアスプール と ダブルハンドルを、ボディがヘタってきたら セルテートに載せ替えて、無敵の組み合わせを夢見ている途中です。

リールを選ぶにあたって ハイギアorローギアがあると思います。
これは好みの部分が多いと思いますが、投げた後の糸フケを早く回収するのに「ハイギア」
シャクリ幅を小さくし、少しでも長い時間エギを漂わせたいスタイルには「ローギア」がむいていると思います。

次に、リールのサイズがあります。
巻くPEラインのサイズに合わせてのスプールのサイズになりますが、
エギングでは「2508番」一択でOKです。
2506番は、PE0,6号を150m
巻けるスプールになります。ですが、これだとPE0,6号 180mや240mは巻けません。
また、PE1号を巻いてヒラメ釣りをしようとした時に100mしか巻けません。これは短いです。深溝スプールは、下巻きすれば細いPEラインでもツライチで巻けます。
方法は、

①スプールに巻きたいPEラインを下巻きなく巻く
②その上から下巻き用のラインをツライチまで巻く
③下糸・PEラインを巻いてあった空のケースに巻き取る
④下巻き用のライン→PEラインを巻く

これでOKです。よって、エギングをメインでするリールは、「2508番」「2500番」をオススメします。
僕の「15ルビアス2508PE-DH」は、サンライン社の「PE EGI ult 0,6号」を240m巻いてピッタリでした!

以下、機種別に紹介させて頂きます。


【15ルビアス】
・ZAIONボディで軽量化
・エンジンプレートでハンドル根元の剛性を強化
・超ジュラルミン製ギア採用で、耐久性up!!

<15ルビアス2508PE-DH>
僕がエギングで使っているモデルです。
2508番のスプールサイズで、ローギアのハンドル1回転72cm+ダブルハンドルです。







<15ルビアス2508PE-H>
2508番スプールに、ハンドル1回転84cmのハイギアモデルです。










【16セルテート】
・アルミニウム合金ボディの強靭な剛性
・ZAION製 エアローターで強度&軽さを両立
・ボディ&ラインローラー&ドライブギア両軸にマグシールドを採用
・超々ジュラルミン製ギア採用で、十分過ぎる強度を確保。替えスプールを用意すると、エギング以外にヒラメやシーバスetc...結構な釣りに使えます。

<16セルテート2508PE>
2508番のスプールで、ハンドル1回転72cmのローギアモデルです。








<16セルテート2500>
2500番スプールに1回転当たり72cmのローギアモデルです。
丈夫で強靭な剛性を持つセルテートは、色々な釣りに通用します。
ヒラメ用にはPE 1,2号を、ヒラスズキ用にはPE 1,5号をどうぞ!
PEラインは、1,5号が200m、1号はなんと、280m巻けます。
もちろん、PE 0,6号も好きなだけ巻いてエギング三昧も可能です。
僕個人的には、セルテートは 2500番がオススメです。










【14カルディア】
・ダイワリールの中核を担うリールで、軽く基本性能を確保したリール
・亜鉛ギアで、エギングやアジングなどを中心にするにはOK
・エメラルダスMXシリーズなどは、カルディアの派生モデル
・ねじ込み式ハンドル

<14カルディア2506>
2500番スプールに、ハンドル1回転72cmのローギアです。
ドラグがmax3kg設定のリールになります。
2018年 2/18現在、モデルチェンジ直前のスーパー価格になっています!









<14カルディア 2506 H>

こちらはハイギア仕様の、ハンドル1回転・84cmです。
こちらも2018年2/18現在、モデルチェンジ価格です!













【17セオリー】
・2017年の軽さがポイントのリール
・ベースはカルディアと思われ、カルディアの軽量化チューンナップモデルの位置付け
・ZAION製 超軽量低慣性エアローター採用により、より軽く&より強く
・ATDドラグ採用
→カルディア以上、ルビアス未満的な位置付けになります。
ギアの素材・組み上げ精度はルビアスに劣りますが、軽さ&ZAION製エアローターは、15年モデルのルビアスには採用されていません。(ルビアスは強化プラスチック製のDS5というエアローターです)コスパ抜群なリールです。

<17セオリー 2508PE>
エギングに最適な番手です。
僕は、15ルビアス2508PE-DH という同じ番手のリールに、エギングで多用されるPE 0.6号を下糸(嵩上げ)なしで240mぴったり巻けます。エギング専用のリールを選ぶ際は、「2508PE」x「pe0.6号 240m」がベストです!






<17セオリー2508PE-DH>
こちらは、2508番手のダブルハンドルです。
エギングは、スラック(糸ふけ)を利用したシャクリを多用します。
ハンドルから手を離してスラックジャークをする際に、ハンドルが勝手に回るのを防げたり、リーリング(ハンドルを回す)する際にシングルハンドルに比べ、ブレなく安定して回せます。そして、このダブルハンドル。
パーツ注文をすると、10.000円前後します!
ゆくゆくはルビアス・セルテート・イグジストとダイワリールをステップアップして使っていく際に、ハンドルのバリエーションとしてダブルハンドルは必須です。
将来的にも、パーツだけでも資産として残っていく選択です。









<17セオリー2508PE-H>
2508番のハイギア仕様になります。
通常の2508番は、ハンドル1回転で 72cm のローギア仕様ですが、糸ふけを早めに回収したい時などは、ハイギア仕様の 84cm が使いやすかったりします。
しかし、選ぶ際に気をつけたいのは糸ふけを回収する速度etc...ではなく、エギングにおいては「自分のシャクリ幅に合わせて選ぶ」必要があります。
僕は、最初に11カルディア2506Hというハイギアのリールを使っていましたが、その後購入して愛用している15ルビアス2508PE-DH のローギア仕様の方がシャクリ幅に合っていました。(しっくりきました)
一般的には、エギングにハイギア仕様がよく使われてたりします。




 






【17エクセラー】
・マグシールド搭載機の入門機
・アルミボディ・亜鉛ギア・折りたたみハンドルetc...コスパ抜群!折りたたみハンドルは、ねじ込み式ハンドルと比べてガタが出やすく、ハンドルの回転に合わせて逆側も一緒に回転する機構
・僕は、EMMSシリーズ・フリームスなどを買うなら、17エクセラーをオススメします。割り切り感とコスパはこちらが上の様に思います。

<17エクセラー2500>
2500番スプールで、PEラインは最大で1,5号を200m巻けます。(下巻きをすれば、PE 0,6号を好きなだけ巻けます)
ギアは、ハンドル1回転あたり72cmのローギアです。
重量もこのモデルで265gです。 2508RHなどは、285gになるので、エギングには重すぎると思い、ここでは2500番推しです。






ロッドはバリエーションが多いですが、リールは「耐久性」「重さ」「マグシールドやベアリングの箇所」など、分かりやすく選べると思います。

・軽さと超ジュラルミン製ギアの「ルビアス」
・剛性最優先の「セルテート」
・亜鉛ギア・ZAIONボディの「カルディア」
・カルディアのチューンナップモデル「セオリー」
・コスパ抜群の入門機「エクセラー」

です。後は、ハンドルノブ変えてみたり、スプールを付け替えて色々な釣りに使ったり、クルクル回しながらお酒を呑んだりetc...

あなたにとってお気に入りの1台が見つかればとおもいますm(_ _)m







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2017年1月28日土曜日

ナチュラム・お買い得な◯◯

僕がよく利用させて頂いているサイトに 「ナチュラム」があります。
最近ではAmazonも 2,000円以上で送料フリーになっていますが、ナチュラム も5,000円以上で送料フリーになります。僕は、お気に入りに 欲しいものをため込んで、セールがあるときなどに1回で 5,000円以上になる様にして利用させて頂いています。
Amazonもよく利用させて頂くのですが、釣具&キャンプ道具などは ナチュラム がお買い得だったりします。また、今回の様にお買い得なセールが時々入るのもたまりません!
紹介させて頂くのは、「ima(アイマ) koume90」です。
他にもサイズがありますが、各種45%off で、koume90 が880円(税抜)です。
このルアーは、バイブレーションでサーフ(砂浜)からのヒラメ・マゴチ、磯からのヒラスズキなど、サゴシ(鰆の幼魚)やシーバスetc.....
ミノーやメタルジグで狙える魚種は全てカバーします。
また、普段はなかなか値下がりしない「ima」です!
僕自身が買わせて頂くのも含め、「これは!!」と思ったお買い得セールを時々、紹介させて頂きます。期間限定・売り切れの際はご了承くださいm(_ _)m


→2017' 9月現在、通常の16%OFFの 1,352円 (込 1,460円) になっております。
またお買い得情報がありましたら、紹介させていただきますm(_ _)m









2017年1月25日水曜日

エギングロッド(ダイワ〜30,000円)

<エメラルダス AIR AGS>

僕にとって、「違和感」「潮の流れ」「イカパンチ」を教えてくれたシリーズになります。
特徴としては、

①ガイドがダイワ開発の「AGSガイド」
②エアスラッシュリールシートによる握りやすさ
③ガイド・リールシートの見直しで、抜群に軽量化

です。上記の点が エメラルダスMXとの違い(進化)です。また、共通する部分としてブランクス(ロッドのカーボン素材)は、HVFカーボン を採用しています。これより上位(前モデル)として 「エメラルダスAGS」があります。
こちらは、ブランクスが SVFカーボン になります。+AGSガイドなモデルです。
よく言われるのが、「感度はブランクスに依存する」です。よって、ガイドだけAGS(エアガイドシステム・カーボンで成型したガイド)に変更された エメラルダスMX と同じブランクスのロッドに感度はどの様な影響を与えるのか?あんまり変わらないんじゃないのかな〜っと思いつつも、エメラルダスAGS(4万円前後)に採用されていた AGSガイド を使ってみたくて2本目のロッドとして買いました。
使ってみての最初のインプレは、
「軽いっ!」
でした。あと、あまり気にしていなかった新型のリールシートが手のひらにフィットするのが、軽量化と合わさって、2ランク上な使い心地でした。

僕は、2016年の夏頃に追加発売された「エメラルダスAIR AGS86ml-s」というモデルをチョイスしたのですが、ティップ(穂先)がソリッドティップという柔らかい穂先のモデルでした。
潮の流れがティップにテンションを与え、柔らかさが、それをより感じさせてくれます。
また、エギの着底も抜群にわかりやすくなり、軽いアクションでもエギがダートするので、今まで如何に必要以上に力んでシャクってたのかを気付かされました。
そして、AGSガイド。
穂先が柔らかかったりすると、ロッドに伝わるコツン、コン、的な当たりや障害物の振動が吸収され、感じにくくなります。そこでAGSガイド。
ブランクスが同じハズのエメラルダスMXとはまるで違います。しかも、ソリッドティップに関わらず、です。
これには驚きました。AGSガイドにSVFブランクスだと何が見えるのか?とワクワクしちゃいました。こうして、ドンドン上位モデルに逝ってしまうんだろうなぁと思いました。
潮の流れを感じて、イカパンチを拾い、障害物や藻を初期の段階で気付き、根掛かり回避。
僕は、この エメラルダスAIR 86ml-s でエギングでの感性が2段くらい上がった様に思います。エメラルダスMXより +1万円ほどしますが、間違いなく買って損はないコスパ抜群のモデルになると思います。

<エメラルダスAIR AGS86ml-s>


<エメラルダスAIR AGS86m>
ロッドの長さ・硬さ共に「標準」的です。最初の1本としても申し分無い・末長く使えるロッドです。








<エメラルダスAIR AGS89m>
僕は、エメラルダスMX89m を最初に使ったので、使い分けができる様に(全く長さ・硬さが被ってしまう為)選びませんでしたが、最初に1本選ぶなら AIR AGS89m にしたと思います。身長が高い方・釣り場が高さがある場合・ビシバシしゃくるのではなく、スラッグジャークを主に使われる方に最適なモデルです。長さがある為、比較的軽いエギもロッドのしなりを活かして投げやすくなっています。








<エメラルダスAIR AGS83m>
長さが少し短く、標準的な硬さになります。
軽さも手伝って、女性の方や子供の方にも扱いやすいモデルになります。
小回りの効く長さで、長いロッドよりも狙ったところに投げやすいモデルになります。








<エメラルダスAIR AGS86mh>
長さが標準的で、硬めのロッドになります。
主に春イカ(デカイカ)をターゲットとし、ビシバシしゃくって掛けていく、そんなモデルです。大きめのエギ(4号など)も、ロッドのしなりが必要以上にアクションを吸収せず、思った通りにダートさせられるモデルです。






この他にも、STOISTシリーズ(山田ヒロヒトさんプロデュースの性能に特化したロッド)や、エメラルダスEX AGSシリーズなど、スペシャルなロッドも準備されています。
今回紹介させていただいた エメラルダスAIR AGS シリーズで僕が感じた「違和感」「潮の流れ」「アタリ」など、多分 MXシリーズではまだまだ時間がかかったと思われる、「向こう側」を体感することが可能ならば、1年ぐらいお小遣いからちょっとずつ積み立てして、逝けたらと思います。
そう思うと、やはりこの価格帯で AGSガイドを体験して、感性レベルアップ出来る(個人差はあると思います)とすれば、コスパ抜群だと思います!
以上、コスパ抜群の エメラルダスAIR AGS の紹介でしたm(_ _)m

2017年1月18日水曜日

エギングロッド(ダイワ 〜20,000円)

[ダイワ]

僕はダイワが好きです。
その為、シマノについては全く詳しくありません。なぜ、そうなってしまったのか?それは、リール選びに始まります。
合わないことはありませんが(特に最近は異なる組み合わせでも違和感は少なくなっていると思います)、基本的にはダイワとシマノのリール&ロッドは揃えた方が無難です。
それは、カラーなど外見も意識して合うように作っているとかもありますが、個人的にはリールシート(リールとロッドの接地面)がビシッと合わないと耳にしたことがあります。よっぽどお気に入りのロッドやリールがメーカーをまたいでしまったなら、それはそれでアリだと思います。

釣りは趣味の世界です。何よりも使って&眺めて&オイルを指して満足のいくタックル(釣り道具)で追い求めた1杯(1匹)を釣りたいものだと思います。個人的には、シマノのNEWヴァンキッシュはとても気になります。ただ、やはり今使っているダイワのロッドとリールシートが綺麗に合うのか?という心配が少なからずあるのと、僕はやっぱり ダイワ が好きなので浮気はしません!

話が逸れてしまいました。
メジャークラフトやヤマガブランクスなどは、ダイワやシマノのリールなどを想定したリールシートを装着しているので問題ありません。あくまで「ダイワ」と「シマノ」間のマッチングの問題です。

あと、ダイワは「エメラルダス」シリーズとしてエギングに注力しています。
エギ・リール・ロッド・バッグetc...ギャフ(デカイカを大きなカンナみたいなので掛けて上げる道具)なども充実しています。今では主流になったラトル(音のなる球が入った)エギを最初に商品化したのもダイワでした。
そんなダイワのエギングロッドを紹介するにあたって、2つの種類に絞り込みました。これ以上のロッドは上級者なロッドとなり、価格も2倍以上になります。
僕が感じている価格と商品のクオリティ(感度など)は、
価格2倍で、感度+20%
と感じています。
しかし、安物買いの.....な遠回りはしたくありません。よって、これよりも低いモデルなどはここでは紹介しません。ダイワのオイシイところ、すなわちコスパ抜群なモデルを紹介していきます。



<エメラルダスMX>

僕が最初に買ったロッドです。
僕が買ったモデルは、前モデル「HVFブランクス」の 89m でした。
買ったその日にどうしてもツキのあるロッドにしたくて、朝から夜まで釣り方もよく分からないままシャクリっぽいことしまくって、夜の22時前に450gほどのアオリイカを釣った思い入れのあるロッドです。

軽量・高弾性・高反発カーボン「HVFナノプラス」
②X45という捻れに強いカーボンの巻き方
③糸絡みに強い Kガイド +チタンフレーム

という特徴があります。
①はダイワ的には新しいブランクス(素材製法)になり、この価格帯での採用はコスパ抜群の要素のひとつだと思います。
特記すべきは、この価格帯で「Kガイド+チタンフレーム」です。これは僕の知る限りでは他のメーカーで採用されていないと思います。
ガイドがチタンフレームとステンレスの違いとして、エギングロッドに影響あるのは「硬さ」「軽さ」です。そして、チタンフレームは、「硬くて軽い」です。(ステンレスフレームは丈夫さがあります)
エギングという違和感やあたりをとって、掛けていく釣りにおいて「感度」は重要なファクターになってきます。そして、
「硬い」=感度がいい
「軽い」=疲れにくい
となります。1日中シャクルこともあるエギングにおいて、軽いは正義です。そして、エギングに使用するリールも軽いものが多いです。(ダイワで2500番・シマノで3000番、大体200g前後です)よって、リールとのバランスも考慮してロッドも軽い方がgoodです。(ロッドの平均が100g前後です)
これらのことにより、チタンフレームは鬼に金棒状態になります。とてもエギングに向いているガイドとなっています。
では、長さ・硬さを整理しながら紹介させて頂きます。

<エメラルダスMX 89M・E>
僕が使っているロッドの次のモデルになります。
標準的な長さより長く、硬さは標準的な「M」です。ロッドが長いと、スラッグ(糸ふけ)ジャークがしやすくなります。これは力を入れてシャクルのではく、よりナチュラルに ポーンポーンって感じです。そして、気持ちよく投げれるエギのサイズとして 2,5号〜4号まで投げられます。ほぼ全てのエギのサイズをカバーします。
そして、先ほど初日にツキのあるロッドにしたくてなんとか最初の1杯を掛けたと書かせて頂きましたが、このロッド。非常にツイてるロッドでした。





アオリイカ 4,120gです。
この時のタックル(釣り道具の組み合わせ)は、

・(ロッド)エメラルダスMX 89M
・(リール)15ルビアス 2508PE-DH
                 ライン : pe0,6号・リーダー3号
・(エギ) 巨峰スプラッシュ3,5号 ラトル

です。場所は、離島や沖磯(瀬渡し船で行く沖合の磯)などではなく、鹿児島の漁港です。
僕は、釣りに行く時には奥さんも一緒に行くので駐車場のある漁港 or サーフ、プチ地磯しか行きません。
夢の1kg越え・奇跡の4kg越えは離島や沖磯に行かなくても、運やツイてるロッドがあれば「漁港」で釣れます。
あなたのツイてるロッドが見つかれば幸いです♫














<エメラルダスMX 86M・E>
標準的な長さ・硬さのロッドになります。上記の89Mに比べて、取り回しもよく漁港などメインでされる方にも最適です。長さ&硬さとも年間通して使えるロッドになります。












<エメラルダスMX 86ML・E>
長さは標準的な8,6フィートで、硬さが柔らかめになります。
僕は柔らかいロッドが好きです。
それは、スラッグジャーク(糸ふけを使ってシャくること)を多用するのと、年間通して3,5号のエギしか投げないからです。
秋でも3,5号で通すのは、大きい方が目立つのと、小さいアオリイカは釣りたくないからです。よく、秋イカは数釣りで春イカは大物狙い。みたいなことを言われますが、僕は小さいイカは持って帰りません。400g以下はリリースしています(大体のサイズです)。理由は2つあって、
①イカ保護的な気持ち
②捌くのが面倒だから です。
3,5号を多用して、4号は投げない方!
ジグヘッドつけてアジングしたい方はこのモデルで決まりです!







以上、エメラルダスMXの紹介でした m(_ _)m

エギングロッド(ヤマガブランクス)

[ヤマガブランクス]

僕にとって憧れであり、メーカーのこだわり・自信・方向性が明確に出ています。
場所は熊本県の山鹿市になります。
まず、ヤマガブランクスの製品は全て
「Made in JAPAN」
これは他のメーカーには中々出来ないことです。ロッドはまず、どこで作るか?となります。この価格帯(〜3万円以下)の殆どのメーカーでは、中国・ベトナム・タイ・マレーシアetc...で作られています。
ロッドはカーボンシートをエポキシ樹脂を接着剤として、マンドレルという鉄の棒に巻き付けて窯に入れて作られていきます。この窯を持っているメーカー(自社窯)は、実は少ないんです。その数少ない自社窯を持ったメーカーのひとつが「ヤマガブランクス」です。
元を辿れば、ヤマガブランクスは発注を受けて製造する窯元でした。今は撤退してしまったダイコー(とても魅力的なメーカーでした)の下請けとして製造していたヤマガブランクスが、独立して自社生産することになって今に至ります。
特徴として、
①全て自社窯で「Made in JAPAN」
②同じ価格帯の他のロッドと比べてクオリティがズバ抜けている(=コスパ抜群・所有欲を満たしてくれる)
③最近、メーカー保証(免責保証)が2年になった
などがあると思います。
僕はエギングロッドは使ってないのですが、ショアジギングで主に青物(ブリ・カンパチ)を狙う時に使っている ブルースナイパー100mh というロッドでお世話になっています。このロッドで惚れちゃいました(´∀`)♫
やはり、餅は餅屋。
間違いなくいいロッドです。
ヤマガブランクスのエギングロッドについては、「軽さ」と「強度」のバランスが抜群だと思います。
最近買ったダイワのロッドを買う時に、最後まで迷ったモデルを紹介させて頂きます。



<バリアス>
ヤマガブランクスのエギングロッドとして、バリエーションは2つあります。
その標準的なモデルがバリアスです。
・ロッドは自社窯の「Made in JAPAN」
・ガイドは チタンフレームのKガイド
エギングを始めるにあたって贅沢と思えるほどの作りとなっています。また、この先様々な硬さや長さのロッドを買っても「買ってよかった」と思えるロッドになると思います。


Various88L
長めのロッドに柔らかいブランクスです。
僕は長くて柔らかいロッドが好みなので、最近買ったダイワのロッドと最後まで迷ったモデルになります。エギ2,5号〜3,5号まで投げられ、スラッグジャーク(糸ふけを弾くようにシャクル)がしやすいモデルになります。ビシバシシャクって掛けるってよりは、少ない力で繊細な誘い→違和感を感じて掛ける!そんなロッドです。






 ↓ 2017' 9月現在、欠品状態になっております。
Various86M
長さは標準的な8,6フィート。
ロッドの硬さも標準的な「M」になります。
同じ価格帯からは1,5ランク程上なクオリティ、ヤマガブランクスを味わうにはピッタリだと思います。







↓ 2017' 9月現在、欠品状態になっております。
Various83ML
標準的な長さより少し短く、少し柔らかいロッドです。その取り回しの良さを活かして、軽快にシャクルことが出来るモデルとなります。




↓ 2017' 9月現在、欠品状態になっております。
Various79M
標準的な長さより短く、硬さは標準的なロッドです。投げられるエギは2,5号〜4,0号となっており、エギングで投げるであろう全てのエギがほぼ投げられるスペックとなっております。
上記の88Lとは対照的に、ビシバシ シャクって喰わせの間をピタッと取る、そんなメリハリが効いたロッドになります。また、短いので漁港などでは小回りがきき、狙ったとこに投げるようなスタイルにもいいと思います。少しマニアックな、そんなロッドです。






この他にも、ヤマガブランクスのエギングロッド最高峰に「カリスタ」というモデルがあります。ブロンクス(ロッドのカーボン部分)に東レの「ナノアロイ」を採用し、バリアスにはないロッドバリエーションがあります。
僕が一番気になっているのは カリスタ89ml です。しかし、フラッグシップモデルなだけあって4万円前後まで逝ってしまいます。まだまだ高嶺の花です。僕が使用してインプレ出来るようになったらこちらで紹介させていただこうと思います。

以上、ヤマガブランクスのエギングロッドでしたm(_ _)m