<エメラルダス AIR AGS>
僕にとって、「違和感」「潮の流れ」「イカパンチ」を教えてくれたシリーズになります。
特徴としては、
①ガイドがダイワ開発の「AGSガイド」
②エアスラッシュリールシートによる握りやすさ
③ガイド・リールシートの見直しで、抜群に軽量化
です。上記の点が エメラルダスMXとの違い(進化)です。また、共通する部分としてブランクス(ロッドのカーボン素材)は、HVFカーボン を採用しています。これより上位(前モデル)として 「エメラルダスAGS」があります。
こちらは、ブランクスが SVFカーボン になります。+AGSガイドなモデルです。
よく言われるのが、「感度はブランクスに依存する」です。よって、ガイドだけAGS(エアガイドシステム・カーボンで成型したガイド)に変更された エメラルダスMX と同じブランクスのロッドに感度はどの様な影響を与えるのか?あんまり変わらないんじゃないのかな〜っと思いつつも、エメラルダスAGS(4万円前後)に採用されていた AGSガイド を使ってみたくて2本目のロッドとして買いました。
使ってみての最初のインプレは、
「軽いっ!」
でした。あと、あまり気にしていなかった新型のリールシートが手のひらにフィットするのが、軽量化と合わさって、2ランク上な使い心地でした。
僕は、2016年の夏頃に追加発売された「エメラルダスAIR AGS86ml-s」というモデルをチョイスしたのですが、ティップ(穂先)がソリッドティップという柔らかい穂先のモデルでした。
潮の流れがティップにテンションを与え、柔らかさが、それをより感じさせてくれます。
また、エギの着底も抜群にわかりやすくなり、軽いアクションでもエギがダートするので、今まで如何に必要以上に力んでシャクってたのかを気付かされました。
そして、AGSガイド。
穂先が柔らかかったりすると、ロッドに伝わるコツン、コン、的な当たりや障害物の振動が吸収され、感じにくくなります。そこでAGSガイド。
ブランクスが同じハズのエメラルダスMXとはまるで違います。しかも、ソリッドティップに関わらず、です。
これには驚きました。AGSガイドにSVFブランクスだと何が見えるのか?とワクワクしちゃいました。こうして、ドンドン上位モデルに逝ってしまうんだろうなぁと思いました。
潮の流れを感じて、イカパンチを拾い、障害物や藻を初期の段階で気付き、根掛かり回避。
僕は、この エメラルダスAIR 86ml-s でエギングでの感性が2段くらい上がった様に思います。エメラルダスMXより +1万円ほどしますが、間違いなく買って損はないコスパ抜群のモデルになると思います。
<エメラルダスAIR AGS86ml-s>
<エメラルダスAIR AGS86m>
ロッドの長さ・硬さ共に「標準」的です。最初の1本としても申し分無い・末長く使えるロッドです。
<エメラルダスAIR AGS89m>
僕は、エメラルダスMX89m を最初に使ったので、使い分けができる様に(全く長さ・硬さが被ってしまう為)選びませんでしたが、最初に1本選ぶなら AIR AGS89m にしたと思います。身長が高い方・釣り場が高さがある場合・ビシバシしゃくるのではなく、スラッグジャークを主に使われる方に最適なモデルです。長さがある為、比較的軽いエギもロッドのしなりを活かして投げやすくなっています。
<エメラルダスAIR AGS83m>
長さが少し短く、標準的な硬さになります。
軽さも手伝って、女性の方や子供の方にも扱いやすいモデルになります。
小回りの効く長さで、長いロッドよりも狙ったところに投げやすいモデルになります。
<エメラルダスAIR AGS86mh>
長さが標準的で、硬めのロッドになります。
主に春イカ(デカイカ)をターゲットとし、ビシバシしゃくって掛けていく、そんなモデルです。大きめのエギ(4号など)も、ロッドのしなりが必要以上にアクションを吸収せず、思った通りにダートさせられるモデルです。
今回紹介させていただいた エメラルダスAIR AGS シリーズで僕が感じた「違和感」「潮の流れ」「アタリ」など、多分 MXシリーズではまだまだ時間がかかったと思われる、「向こう側」を体感することが可能ならば、1年ぐらいお小遣いからちょっとずつ積み立てして、逝けたらと思います。
そう思うと、やはりこの価格帯で AGSガイドを体験して、感性レベルアップ出来る(個人差はあると思います)とすれば、コスパ抜群だと思います!
以上、コスパ抜群の エメラルダスAIR AGS の紹介でしたm(_ _)m
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